伊藤 阿二子 口ごもるきみの喉に 饒舌な わたしの発声器官を植え付けて 大空へ放つ 飲み込み続けてきた何年分もの言葉を 飛行機雲のように 大空へきらきら吐き出しながら 遠ざかる君 発声器官をなくした私は 両腕をいっぱいに広げて 地上から 〇サイン送り続ける
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